世界柔道2010 で思うこと
世界柔道東京大会が終わった。結果的には日本のメダルラッシュになって喜ばしいことなのかも知れないが、個人的には腑に落ちない点もある。双手刈や朽ち木倒しなど、下半身を直接攻撃した場合は反則となる新ルールに変更され、日本人有利にも見えた。この改正は果たして適正だったのだろうか?
「一本をとる柔道」や「伝統を・・・」とか言われているようだが、過去のオリンピックの外国人メダリストを片っ端から調べてみよう。多くの選手が一本で勝っている。「一本で勝つ」のは何も日本柔道だけのものでは無い。双手刈や朽ち木倒しだって元々柔道にある「伝統的な技」であり、レスリングなどから新規に取り入れた技ではない。日本柔道は「投げ技こそ本当の柔道」みたいな思想があって、タックル系の技を軽んじているのではないか。レスリングや他の格闘技、またはラグビーのような球技にもタックルというテクニックが見られる為、道着を掴んでの投げ技に比べ柔道固有の技とは見えにくいのかも知れない。だから「柔道らしくない」と見る人もいるのではないか。そのような『偏見』があって積極的に攻防の練習をあまりしてこなかったとしたら日本人柔道家の弱点になっていくのは当然だろう。(あくまでも仮定の話だが)
世界の柔道界は日本柔道を強く意識し、研究を重ねてきているから「弱点」だと思えば徹底的に攻めてくる。日本人柔道家が比較的容易にタックルに「引っ掛かる」からトレンドとして双手刈や朽ち木倒しが近年使う外国人選手が増えたのではないだろうか。
あくまでも邪推ではあるが・・・。

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